ヒュー・グラント、ウンパルンパ役は「嫌だった」!? 人気俳優が明かした本音
まもなく公開される『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で、ティモシー・シャラメが演じる主人公のチョコレート職人「チャーリー」を付け狙う「ウンパルンパ」を演じたヒュー・グラントが、この役を演じるのは「嫌だった」と認め、話題になっている。 【写真集】背中が大胆に開いた衣装でヴェネチア国際映画祭に登場したティモシー・シャラメ ――そうした本音は、俳優は10年くらい後まで心の内に秘めておくものではないのだろうか? 2005年制作の映画『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚である本作の公開を前に、今年63歳になったヒューはイギリスの無料紙『メトロ』に対し、実のところ「俳優である」ことも少し嫌だと思っているものの、まだ小さい5人の子どもたちの幸せのために、仕事を続けていると打ち明けた。 「(映画製作に関わるのも)少し嫌なのですが、子どもがたくさんいるので、お金が必要なのです」とのこと……納得! ヒューには以前のパートナー、女優のティンラン・ホンとの間に2人、2018年に結婚した妻のアナ・エバスタインとの間に3人の子どもがいる(最年長の子は13歳、一番年下の子は5歳)。
この新作映画でヒューが演じるオレンジ色の小人「ウンパルンパ」には、コンピュータグラフィックスで生成した映像(CGI)が使用されている。その撮影のプロセスについて、ヒューは次のように話している。 「まるで、“イバラの冠”をかぶらされたよう(まさに受難)でしたよ。とても居心地の悪いものでした」「私はもう、大騒ぎをしましたよ。すべてが最悪でした……実際、体をひどい状態にしなければなりませんでした」 ……だが、実際のところヒューのこのコメントは、皮肉を込めた冗談だと思われる。 『デイリー・メール』紙によると、ロンドンで行われたプレミアの会場でヒューは、完成した作品はまだ見ていないものの、この映画も、一緒に制作に関わった人たちも、とても気に入っていると述べている。 「彼らとは『パディントン2』も一緒に作りました。大嫌いな人はひとりもいません」 「私にしては、とても珍しいことです。キャスト、スタッフ、プロデューサー、おそらく幹部のなかには何人か、あまり好きではない人もいますが、ほかはみんな、素敵な人たちです」 本作はイギリスのほか日本でも、12月8日に公開の予定。