御利益を期待してしまう驚きの大きさ…「無病息災」「健康健脚」新年に願う大わらじ
松本市女鳥羽の大安楽寺で参拝者がはだしで乗ると「無病息災」や「健康健脚」の御利益があるという「大わらじ」を制作している。住職の三沢宥智(ゆうち)さんが、手編みして紅白の鼻緒を縫うなどしており、あと数日で仕上がりそうという。 【写真】大わらじの鼻緒は手編みをして縫う。9月下旬に作業を始め、ようやく、あと数日で仕上がるまでになった。
大わらじは、畳12畳ほどあり、長さ約7メートル、幅約3メートル。はだしの仁王像のために信者が作って奉納したのが始まりとされ、三沢住職が50年以上前から作るようになってから大きくなったという。今年は9月下旬から作業を始めた。
三沢住職は「わらじに上った方を助けてください、と祈りながら作っている」と話した。大わらじは来年1月7、8日の「厄除観音大祈禱会(きとうえ)」で境内に置かれ、参拝者に歩いてもらう。