『カンヌ監督週間』が12月8日開幕。山中瑶子監督『ナミビアの砂漠』など11本
特集上映『カンヌ監督週間 in Tokio 2024』が12月8日から12日間にわたってヒューマントラストシネマ渋谷で開催。ポスタービジュアル、予告編、上映ラインナップ全11タイトルが発表された。 【動画】『カンヌ監督週間 in Tokio 2024』予告 2回目の開催となる『カンヌ監督週間 in Tokio』は、ソフィア・コッポラ、スパイク・リー、ジム・ジャームッシュ、グザヴィエ・ドラン、大島渚、北野武、黒沢清、三池崇史、西川美和らを見出してきた『カンヌ国際映画祭』監督週間の最新ラインナップをいち早くスクリーンで鑑賞できる特集上映。 オープニング作品は昨年に急逝したソフィー・フィリエール監督がアニエス・ジャウィを主演に中年の危機を描いた遺作『これが私の人生』。このほか、『8月のエバ』で知られるスペインのホナス・トルエバ監督『ジ・アザー・ウェイ・アラウンド(英題)』、カナダのマシュー・ランキン監督『ユニバーサル・ランゲージ(原題)』、スリラーの巨匠たちへオマージュを捧げたライアン・J・スローン監督の初長編作品『ゲイザー(英題)』、『カンヌ国際映画祭』国際映画批評家連盟賞を女性監督として史上最年少で受賞した山中瑶子監督『ナミビアの砂漠』、久野遥子監督・山下敦弘監督のアニメーション映画『化け猫あんずちゃん』、山村浩二監督の短編アニメーション『とても短い』などがラインナップしている。『とても短い』は過去の短編6作品とあわせて上映。 開催期間中は監督週間の現アーティステックディレクターであるジュリアン・レジの来日をはじめ、ゲストを招いたトークイベントを予定している。
ラインナップ(各2回上映)
『これが私の人生』監督:ソフィー・フィリエール 『ナミビアの砂漠』監督:山中瑶子 『イースト・オブ・ヌーン』監督:ハラ・エルクシ 『イート・ザ・ナイト』監督:キャロリーヌ・ポギ&ジョナサン・ヴィネル 『ゲイザー』監督:ライアン・J・スローン 『化け猫あんずちゃん』監督:久野遥子、山下敦弘 『グッド・ワン』監督:インディア・ドナルドソン 『モングレル(白衣蒼狗)』監督:チャン・ウェイリャン、共同監督:イン・ヨウチャオ 『ジ・アザー・ウェイ・アラウンド』監督:ホナス・トルエバ 『ユニバーサル・ランゲージ(原題)』監督:マシュー・ランキン 『とても短い』監督:山村浩二
CINRA編集部