サヨナラソロ本塁打でウォーターシャワーを受ける岸潤一郎選手(写真:時事)

◇プロ野球セ・リーグ 西武3xー2オリックス(4日、ベルーナドーム) 西武・岸潤一郎選手がサヨナラホームランを放ち、3連勝としました。 【画像】40歳の誕生日を前に復帰し笑顔の西武・中村剛也選手 西武の先発・平良海馬投手は序盤、コントロールが定まらず4つの四球を与えるも、5回まで被安打1、奪三振7と力投を見せます。 西武はその裏、先頭の9番・長谷川信哉選手がレフトへの2ベースを放ちチャンスを作ると、続く1番・ペイトン選手が140キロのストレートを捉え、打球はレフト線へ。2塁ランナーが生還し、西武が先制します。 投げては平良投手は7回114球を投げ被安打3、奪三振8、与四球4、無失点と粘りのピッチングを見せマウンドをおります。 しかし8回、2番手の平井克典投手が先頭の若月健矢選手に初球をセンターへ運ばれ、フェンス直撃の2ベースヒットかと思われましたが、先制点を放ったセンター・ペイトン選手が捕球後転倒してしまい、若月選手は一気に3塁へ。ピンチを背負います。続く1番・茶野篤政選手にも初球を捉えられ、レフト前にポテンヒット。平井投手はわずか2球で同点に追いつかれます。 さらにその後も2塁1塁のピンチを背負うと、パ・リーグ首位打者の頓宮裕真選手にレフトへ運ばれ逆転を許します。 それでもその裏、この日1軍復帰したばかりの中村剛也選手が同点となる第10号ソロホームランを放ち同点とすると9回裏、1アウトランナーなしで打席には岸選手。変化球をうまくすくい、左中間へサヨナラホームラン。岸選手の自身初のサヨナラホームランで西武の3連勝を飾りました。 試合後ヒーローインタビューで初サヨナラ弾について聞かれると「人生ではじめてなので、めちゃめちゃ気持ちよかったです」と心境を明かしました。