関西企業が300万枚購入へ 万博前売り券、関経連会長
関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)は21日、大阪市で定例の記者会見を開いた。11月30日に販売開始となる、2025年大阪・関西万博の前売り入場券について、関西の企業が計約300万枚を購入する見通しが立ったと明らかにした。松本氏は「万博の内容に関する情報発信により一層努める」と述べた。 松本氏は万博を運営する日本国際博覧会協会の副会長。運営費の原資となる前売り入場券の購入を関西経済界に呼びかけていた。大阪商工会議所や関西経済同友会に入っている関西の企業から内諾を得たという。開幕前に販売される前売り券は大人6千円、単純計算すると180億円を確保できる見通しとなった。