マニアも驚き! ほぼオリジナルな「足のいいやつ」:1972 トヨタ カリーナ【隣りの旧車ライフ】
オーナーズポイント:猫足的な、粘りある足まわり!
そんな初代カリーナの1972年式4ドアGTを1年前から乗り始めたのが、よっちゃんさん。初代セリカとともに、2台持ちの旧車生活を楽しんでいらっしゃるという。 「初めての愛車が初代セリカだったんです。仕事をリタイヤする少し前に、『また乗りたいな』ってなりまして、まずはダルマを手に入れたんです」 注釈を入れるまでもないと思うが、ダルマとは初代セリカの通称だ。 ダルマを手に入れ、旧車ライフを満喫していたよっちゃんさんなのだが「ダルマは人気があるんで、旧車のイベントだと珍しくないんですよ。目立ちたいというワケじゃないんですが、多くの中の1台なんで埋没しちゃうんですよね。だから少し注目される車種に乗ってみたいと思っていた時に、ダルマの兄弟車的な初代カリーナのGTを見つけたんです」 ほぼオリジナルの状態が保たれたカリーナGTは「セリカとは違って数が少ないですから、旧車の集まりでは、かなり注目されますね(笑)」とよっちゃんさんも大満足のご様子。 単に珍しいというだけではなく、ほぼオリジナルのまま美しい状態を保っているのも、注目される理由となっているはず。 「『足のいいやつ』というキャッチコピーどおり、ワインディングロードを走るのが楽しいクルマですね!ダルマとは味付けがしっかり違う足まわりなんですよ。ダルマよりもソフト、今どき風に言うと猫足的な粘る足まわりが気に入ってます!」
────────── ●文/写真:坪内英樹(オートメカニック編集部) ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
月刊自家用車編集部