ケニア選手のドーピング違反相次ぐ 男子長距離2選手が資格停止処分
陸上界の不正を監視する世界陸連の独立機関、アスリート・インテグリティー・ユニット(AIU)は1月20日、ケニアの男子長距離選手2人をドーピング違反で資格停止処分を科すことを発表した 対象となるのはH.K.キソリオとA.キプトゥム。キソリオは主にイタリアで活動している33歳で、ハーフマラソンでは1時間1分59秒(2015年)の自己ベストを持つ。禁止物質(EPO)の使用により、2023年12月1日から3年間の資格停止処分を受け、23年10月8日以降の記録が取り消しとなる。 一方、キプトゥムは禁止物質(テストステロン)の使用で23年12月22日から3年間の資格停止処分を受けた。昨年10月21日以降の成績が取り消され、スペイン・ビルバオで同日行われたハーフマラソンの成績(1時間0分34秒で優勝)も抹消される。
月陸編集部