宇宙スタートアップなど6者、北海道から世界を目指すアクセラレータープログラムに採択

ゼロワンブースター（01Booster、東京都千代田区）は、アクセラレータープログラム「STARTUP HOKKAIDO SPACE ACCELERATOR PROGRAM」に6者を採択、4月2日にキックオフイベントを開催した。プログラムはSTARTUP HOKKAIDO実行委員会や一般社団法人のSPACETIDEと共同で進める。 　プログラムは「ハードウェア開発・製造、それらを利用したサービス事業」「衛星データ活用」「エンターテインメント」の3つの領域で募集。道内外の学生やスタートアップ企業、既存の民間企業が応募、書類と面談で審査して6者を選んだ。採択された6者は以下の通り。 アストロバイオロジー研究所＜エンターテインメント＞「宇宙の有機物を使ったマルチモーダルなエンターテインメント」 株式会社FT＆M＜衛星データ活用＞「若者よ宇宙を目指せ、衛星データ活用北海道発高品質ワイン」 SPACEAGENT株式会社＜製造・素材・マテリアル＞「国際宇宙ゴミステーション」 ハッピー・ファム合同会社＜衛星データ活用＞「FPGAプログラミング技術者養成・訓練プログラムの開発」 Stellar Forecast＜衛星データ活用＞「衛星データを活用した自然現象予測で運に頼らない観光体験を」 木村魁人（室蘭工業大学）＜ハードウェア開発・製造、それらを利用したサービス事業＞「宇宙機用リチウムイオンバッテリーシステムの開発」 　プログラムは、6月7日に公開型成果発表会（デモデイ）に向けて2カ月間STARTUP HOKKAIDOが抱える北海道内の地域の宇宙産業ネットワークを活用、SPACETIDEと01Boosterのメンタリングを通じて、採択された6者の事業成長を支援する。 　STARTUP HOKKAIDO SPACE ACCELERATOR PROGRAMは、北海道からグローバルを目指すスタートアップ企業を産み育てるエコシステムの実現を目指すSTARTUP HOKKAIDOが主催。STARTUP HOKKAIDOが注力分野とする宇宙産業での創業や事業拡大を目指すスタートアップ企業や起業家に集中支援を提供し、ビジネスの成長、北海道での宇宙産業エコシステムの発展を目指す。