「ライオン・キング ムファサ」公開3週目で首位獲得! 「吸血鬼ノスフェラトゥ」リメイク版が3位をキープ【全米映画ランキング】
新年を迎えた1月第1週の北米映画市場は、週末3日間(1月3日~5日)の累計興行収入が1億ドルを超え、好調なスタートを切りました。前週からトップ2作品の順位が入れ替わり、「ライオン・キング ムファサ」(ディズニー)が首位、「ソニック × シャドウ TOKYO MISSION」(パラマウント)が2位となりました。 【フォトギャラリー】「ソニック × シャドウ TOKYO MISSION」キャラクターをチェック 「ライオン・キング ムファサ」は前週、週末3日間(12月27日~29日)で、オープニング興行収入を100万ドル上回る、興収3780万ドルを記録。3週目の週末で、興収2380万ドルをあげました。累計興収は1億6800万ドルを超え、2024年に公開された作品のなかで、19位にランクインしました。 「ソニック × シャドウ TOKYO MISSION」は、週末3日間で興収2100万ドルを記録。3週目の週末興収としては、シリーズ3作品のなかで最高の数字となりました。米バラエティ誌は、シリーズ第4弾が27年に公開されると報じています。 ロバート・エガース監督(「ライトハウス」)が、「吸血鬼ノスフェラトゥ」(1922)をリメイクしたホラー「Nosferatu(原題)」(フォーカス・フィーチャーズ)は、3位をキープ。リリー=ローズ・デップが、不動産業者のトーマス(ニコラス・ホルト)との結婚後、“死”と結婚する夢を見て、てんかんを患う、純真な女性エレンを演じました。 ある日、トーマスは、城に住む謎の男・オルロック伯爵(ビル・スカルスガルド)の依頼を受け、トランシルバニアへ旅立つことに。エレンは友人・アンナ(エマ・コリン)とその夫・フリードリッヒ(アーロン・テイラー=ジョンソン)の看病を受けます。しかしエレンを治療できなかった夫妻は、やがて彼女をフォン・フランツ教授(ウィレム・デフォー)に紹介。フランツ教授は、エレンがオルロック伯爵に精神的にコントロールされていると推測します。週末3日間で、興収1320万ドルをあげました。 ティモシー・シャラメが、ミュージシャンのボブ・ディランを演じた伝記映画「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」(サーチライト・ピクチャーズ)も、6位をキープ。エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルック、スクート・マクネイリーらが共演しました。ジェームズ・マンゴールド監督(「フォードvsフェラーリ」)がメガホンをとり、週末3日間で興収800万ドルを記録しました。 7位にも前週と同じく、ニコール・キッドマンが主演、ハリス・ディキンソンが共演し、CEOとインターンの不倫から始まるエロティックスリラー「ベイビーガール」(A24)がランクイン。ハリナ・ライン(「BODIES BODIES BODIES ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ」)が監督を務め、ダビド・イノホサ(「パスト ライブス 再会」)が製作を担い、批評家からは高評価を寄せられています。週末3日間で、興収400万ドルをあげました。 プロボクサーであるクラレッサ・シールズの伝記映画「The Fire Inside(原題)」(アマゾン、MGM)も、引き続き10位に。ライアン・デスティニー、ブライアン・タイリー・ヘンリーが共演。ブラックパンサー」の撮影を担当したレイチェル・モリソンがメガホンをとり、エリシア・ホームズ(「レミニセンス」)とバリー・ジェンキンス(「ライオン・キング ムファサ」が脚本を執筆し、週末3日間で興収120万ドルを記録しました。