歌手生活21年目に突入の水森かおり、人生初のバンジージャンプに挑戦
演歌歌手・水森かおりが21日、千葉・富津市のマザー牧場でイベントを行った。 今年9月でデビュー20周年の節目を迎えた水森はこの日、最新シングル『大和路の恋』の購入者特典イベントとして、2000通を超える応募の中から抽選で選ばれた25組50人のファンを招待し、スペシャルイベントを開催。 ステージでの歌唱のほか、歌手生活が21年目に突入した感謝の思いと新たな決意を込め、地上21mの高さから人生初となるバンジージャンプに挑戦した。 ファンが見守る中、ジャンプ台の最上段に立った水森。そこから21m下に向かって飛び降りようとしたが、人生初のバンジージャンプということもあってか、1回目は足がすくんで中断。続く2回目、3回目の挑戦もタイミングを逸し、観衆も不安げな表情を浮かべる中、ついに4回目の挑戦にしてジャンプ。この日のため、安全ベルトをしたままでも綺麗に見えるように作ったという特製の黄色のドレスを風になびかせながら地面まで飛び降り、見事に人生初のバンジージャンプを成功させた。 水森は、「私は高いところは平気で、むしろ高い所が好きで。(ジャンプ台までの)階段はトントントンと軽快に登って行けたのですが、いざジャンプ台から下をみると怖くなってしまい、1回目は躊躇してしまって。3回目は絶対に飛び降りようと思ったのですが、結局、4回目で飛び降りることができました」とテレ笑い。 続けて、「今は恐怖の後の爽快感に包まれています。達成感が想像以上だったので、また機会があったらぜひ挑戦してみたいですね」とハニカんだ。 今回の企画は「私の意思とかは関係なく、気がついたら決まっていた」そうだが、「今年でデビュー21年目に入り、そこからまたジャンプしたいと思っていましたし、私自身もいつかやってみたいなと思っていましたので…」と笑顔で語った。 水森といえば、12年連続出場の「NHK紅白歌合戦」では巨大衣装を披露しているが、「今年の『紅白』でもステージ上を飛んでみたい?」という質問には、「今は、まず出場させて頂くことを目標にして頑張るだけです」。続く、「25周年の時の挑戦は?」との問いには「ライオンと格闘するとか、熱湯風呂に入るとかでしょうか」とジョークを飛ばして笑わせた。 その後、集まったファンとともにジンギスカン料理に舌鼓を打つと、特設ステージで歌唱イベントを行い、同曲やデビュー曲の『おしろい花』、人気シングルの『鳥取砂丘』など全6曲を熱唱。さらに、「こぶたのレース」にも参加し、4位という結果ながら、子豚とともに華麗な疾走を見せて会場を盛り上げた。 水森は「みなさんのお陰で幸せな20年を迎えることができました。21年目のこれからが本当のスタートラインだと思い、もっともっと成長していきたいです」とさらなる飛躍を誓った。