【衆院選】福岡の3選挙区で自民が議席失う 佐賀では立憲が2選挙区を独占 比例復活も続々 選挙結果まとめ
FBS福岡放送
自民・公明の与党が過半数割れとなった今回の衆議院議員総選挙では、福岡県の11選挙区のうち3つの選挙区で自民党が議席を失いました。一方、佐賀県では立憲民主党が2つの選挙区で議席を独占です。
福岡2区
都市型の選挙区で無党派層が多いとされる福岡市中央区、南区などの福岡2区です。立憲・前職の稲富修二さんが、自民・前職の鬼木誠さんとの5度目のライバル対決を制しました。鬼木さんは、比例で復活当選しています。
福岡4区
古賀市や宗像市などの福岡4区です。自民・前職の宮内秀樹さんは、いわゆる“裏金問題”の当事者です。党の公認は得られたものの比例に重複立候補できず、厳しい選挙戦となりましたが、5選目を果たしました。国民・新人の許斐亮太郎さん、維新・前職の阿部弘樹さんが比例で復活しています。
福岡5区
春日市や筑紫野市などの福岡5区は、自民・新人の栗原渉さんが初当選しました。当選から一夜明け、栗原さんは福岡県大野城市の事務所で、当選を伝える新聞に目を通しました。3年前の総選挙で元職との公認争いに敗れ出馬を断念し、今回、立憲・前職の堤かなめさんとの激戦を制し、自民の議席を取り戻しました。 ■自民・福岡5区 栗原渉氏 「この状況の中、新人として現職に立ち向かった選挙だったので、ご支援いただいた方に感謝です。」 小選挙区で敗れた堤さんは、比例で復活当選しています。
福岡6区
久留米市や大川市などの福岡6区は、自民・前職の鳩山二郎さんが4度目の当選を果たしています。 ■自民・福岡6区 鳩山二郎氏 「この自民党に対する大逆風を、お越しの皆様方がはねのけていただいたこと、心から感謝申し上げます。」