エンドリッキ、ガルナチョ、バログン…コパ・アメリカ2024で見るべき売り出し中の選手たち
ボリビア:ラミロ・ヴァカ
ボリビアに攻撃に優れた選手が少ないことは間違いないが、ヴァカに試合を変える力があることは確かだ。24歳のヴァカは昨シーズン、コパ・リベルタドーレスでまさかの大躍進を果たしたクルブ・ボリバルの主力選手であり、すでに代表でも27試合に出場している。
ブラジル:エンドリッキ
他に誰がいるだろう? ドリヴァウ・ジュニオール監督の最初のセレソンは、スター選手たちとブラジルのトップリーグのレギュラーたちの混合チームである。見るべき新顔は多くない。だが幸運にも、チーム唯一の本物の若手が、全選手の中で最も才能ある選手だ。 エンドリッキはペレの再来ではないが、素晴らしい才能の持ち主で、自由にやらせれば、今大会は彼がきちんと自分を表現できる場となるかもしれない。
コロンビア:ジョン・デュラン
ルイス・ディアスというスターはいるかもしれないが、今大会のコロンビア代表は他の選手たちもなかなかのものである。ビッグネームの一人がデュランで、昨年、アストン・ヴィラで、オリー・ワトキンスの控え選手としていくつも素晴らしいパフォーマンスを見せていた。MLSのファンならシカゴ・ファイアーにいた時の堅実なプレーを知っているだろうが、彼の目標がもっと高いものであるのは間違いない。ここ数週間、チェルシーとの噂があり、それにふさわしい選手であることを今大会で示そうとしていることだろう。
パラグアイ:ラモン・ソーサ
パラグアイには、ブライトンのフリオ・エンシソやニューカッスルのミゲル・アルミロンといった、攻撃的能力に優れた選手が何人もいる。だが、エンシソが中盤をかき回し、アルミロンが右サイドで機能する時、ソーサは左で電光石火の働きが出来る。 ウイングのソーサは、まずパラグアイのクラブで確実に実績を積んだ後、現在はアルゼンチンのクラブでプレーしている。タジェレスで1シーズン活躍した後、24歳のソーサは次のステップへ進む準備ができているようだ。
コスタリカ:マンフレド・ウガルデ
コスタリカの得点はどこから来るか。かつては、GKケイラー・ナバスの素晴らしいプレーが失点をカバーすることができたが、この伝説のキーパーは代表引退し、コスタリカは別の場所からゴールを生まなければならなくなった。スパルタク・モスクワのFWウガルデはその答えとなりうるだろう。22歳のウガルデは3月のアルゼンチンとの親善試合で得点している。