エンドリッキ、ガルナチョ、バログン…コパ・アメリカ2024で見るべき売り出し中の選手たち
ベネズエラ:ヤンヘル・エレーラ
ミゲル監督の衝撃的なジローナの素晴らしき一員であるエレーラは、レンタル移籍を繰り返した末、昨シーズン、ラ・リーガのスターとなった。才能あるMFで、背番号6または8番としてのプレーができる。26歳のエレーラは常に最高レベルでプレーできる才能があり、クラブではそれを発揮した。今度は代表のために同じような活躍をすることが期待されている。
ジャマイカ:ディション・バーナード
最高の選手であるレオン・ベイリーのいないレゲエボーイズは、今まさに混乱の中にある。だが、観るべき才能は他にも何人かおり、シェフィールド・ウェンズデイFCのディション・バーナードは有名になる準備が出来ている。マンチェスター・Uのユース出身で、チャンピオンシップで活躍してチームをぎりぎりのところで降格から救った。この夏はジャマイカのために活躍することだろう。
アメリカ:フォラリン・バログン
モナコのFWフォラリン・バログンは、2022-23シーズンにスタッド・ランスで、リーグ・アンで21得点を挙げてその才能を知らしめた。たちまちアメリカ代表に招集されたが、まだUSAのユニフォームを着ては活躍していない。グレッグ・バーホルター監督のチームはまたしても中盤に問題を抱えており、大会で勝ち進むには信頼できる背番号9が必要だろう。バログンにそれができれば、開催国はひと騒ぎ起こせるかもしれない。
ウルグアイ:ルチアーノ・ロドリゲス
マルセロ・ビエルサ監督のチームはコパ・アメリカを勝ち進むのにうってつけのチームである。それができるかどうかは、フェデリコ・バルベルデやダルウィン・ヌニェスといった名門クラブのスターたちにかかっている。だが、他の選手の貢献も必要で、なかでもルチアーノ・ロドリゲスはチームを支える一人となるかもしれない。ユースではストライカーだったが、ウルグアイのリベルプールFCでは右ウイングにコンバートされている。今大会もサイドで起用されるようだが、チャンスがあれば成功するための才能をすべて持っている選手である。
パナマ:ホセ・コルドバ
今大会はパナマにとってタフな大会になるだろうが、少なくとも攻撃力で勝るライバルたちを黙らせるだけの守備力があることが期待されている。その主力となるのが23歳のホセ・コルドバだ。多才なDFで、ヨーロッパのさまざまなチームを渡り歩き、すでにセットプレーでの守備で強い印象を与える選手になりうる素質を持っている。