【ブラジル】トヨタ“新型スポーティセダン”「カローラ GR-Sport」発表! 大口顔の「ガチガチ」モデル! 10速マニュアルモード付きCVT搭載の「新モデル」登場
カローラセダンのGRモデル!?
2024年12月16日(現地時間)、トヨタブラジル法人は「カローラ」の2025年モデルとマイナーチェンジを遂げた「GR-Sport(以下、GRスポーツ)」を発表しました。 【画像】超カッコイイ! トヨタ“新型スポーティセダン”「カローラ」を画像で見る(77枚)
初代カローラは1966年11月にデビュー、以降モデルチェンジを繰り返しながら大衆車として日本のモータリゼーションを支えた、”国民車”でもありました。 現行モデルは、2019年9月にフルモデルチェンジを受けた12代目となります。カローラは1966年の誕生以来、世界中で愛され12代目の発売時点で世界150以上の国と地域で、累計販売台数4750万台を超えるロングセラーモデルとなっています。 日本市場で12代目カローラは、セダンと、ステーションワゴンの「カローラツーリング」、5ドアハッチバックの「カローラスポーツ」、SUVの「カローラクロス」、ハイパフォーマンスモデルの「GRカローラ」の4モデルが販売されているほか、5ナンバーサイズの11代目カローラセダン「カローラアクシオ」とステーションワゴン「カローラフィールダー」がラインナップを縮小して併売されています。 ブラジル市場では、カローラセダンのみが販売されています。パワートレインは日本市場向けとは異なる2.0リッターガソリン(日本では1.5リッター)と1.8リッターハイブリッドが設定され、スポーツモデルに日本では販売されていないセダンの「GRスポーツ」がラインナップに加わっています。 また、ブラジルでは自動車の燃料にガソリンのほか100%エタノールが使用されており、ブラジル仕様のカローラもこれに対応しています。 2024年12月16日(現地時間)にトヨタブラジル法人が発表した「GRスポーツ」は、エクステリアなどを変更した新モデルです。 その主な変更点は、大開口のハニカム形状のフロントグリル、ブラックトリム、スポイラーとリアディフューザーからなり、アグレッシブでより精悍なイメージのスポーツモデルへ進化しました。ホイールも変更され、ダイヤモンド仕上げの専用17インチアルミホイールが設定されました。トピックとしては、これまでに例を見なかったヘッドライトをスモーク化したことが挙げられます。 インテリアでは、GRエンブレムをあしらったステアリングホイールやエンジンスタート/ストップボタン、スマートキーとし、シートやトリムなどにレッドステッチを施しています。 足回りは、バネレートを高めたスプリングとショックアブソーバーで固め、シャーシにメンバーを追加してボディ剛性を高め、ディフレクターを追加してボディ下部を流れる空気を整流して空力を高めています。 パワートレインは、最高出力167馬力(ガソリン使用時)/175馬力(エタノール使用時)・最大トルク21.3 Kgf.m を発生する直列4気筒2.0リッターガソリンに10速マニュアルモード付きCVTを組み合わせて前輪を駆動します。なお、このパワートレインは、標準モデルと同じものとなっています。 装備面では、電動サンルーフ、デュアルゾーンオートエアコン、LEDヘッドライト/テールライト、ワイヤレス携帯電話充電器、トヨタコネクテッドサービスを採用しています。 安全面では、ブラインドスポットアラート、リアクロストラフィックアラートが追加されています。 カローラ GRスポーツのブラジルにおける車両価格は、18万9990レアル(約494万円)です。 スポーティでかっこいいカローラセダン GRスポーツ、スポーティセダンが希少な日本でも販売されれば、一定の人気が出るのではないでしょうか。
佐藤 亨