「中華料理店の子がカバンひとつで青森から上京」りんごちゃんが新幹線で流した涙 幼少期から家族を笑わせた“ギャップものまね”で「テレビに出たい」
── 勉強に苦手意識をお持ちだったんですね。 りんごちゃん:勉強そのものが不得意なんです。学生時代は授業中に「今日帰ったら何を食べようかな」とか「友だちと何をして遊ぼうかな」とか考えてばかりで…そもそもお勉強に集中できない(笑)。 とにかくもう、夏休みとか長いお休みが大好きでした。宿題も休みの最終日に焦ってやるタイプ。でも、遊びは全力で。だから、テストの点数とか下から1、2位を争う…みたいな感じだったな(笑)。
■子どもの頃から人が喜ばせるのが好き ── 子どもの頃、習い事などはしていたのですか? りんごちゃん:習字、そろばん、スイミング、学習塾など、いろいろ通っていました。でもそれが続かない、続かない(笑)。何年も続いたものはなかった気がします。それでも、親は私がやりたいと言ったことはなんでも挑戦させてくれましたね。 そんな子ども時代から、ギャップ芸みたいなのは得意で。ものまねが好きだったし、“ギャップものまね”みたいなこともよくやっていました。
── “ギャップものまね”は子どもの頃から得意だったのですね! りんごちゃん:そうですね。小さな頃から、人が笑ったり喜んでくれたりすることを考えるのが好きでした。サプライズで人を笑顔にさせたくて、それがものまねにつながったんです。親や姉が喜んでくれるのがすごくうれしくて。歌ったり、ものまねをしたりして、「こうするとみんなが喜んでくれる」って思えるのが幸せでした。 ── 家族に喜んでもらいたいという気持ちから、ギャップ芸が生まれたのですね。
りんごちゃん:今思うと、子どもの頃から私ってずっと変わらなくて。歌もものまねもそうだけど、結局ギャップ芸で生きているなぁと思います。かわいいお化粧やお洋服が好きだけど、ときどき“ワイルドなものまね”が出てくるりんごちゃん、という感じで。大友康平さんのものまねみたいに(笑)。幼少期の頃からかわいいスカートをはくのが好きだったし、そのいっぽうでウワッ(ワイルドな声)って驚かせることも好きでした。