岩井千怜、吉本ひかる、小祝さくらが首位タイで並ぶ「宮里藍サントリーレディス」2日目をプロがレポート
「宮里藍サントリーレディス」の2日目を終え首位はトータル7アンダーで吉本ひかる、小祝さくら、岩井千怜の3人が並び、1打差4位タイに高橋彩華と大里桃子が続く。みんなのゴルフダイジェスト特派記者でプロゴルファーの中村修が現地からのレポートをお届けします。
初日に9アンダーのロケットスタートを切った小祝さくら選手と7アンダーで続いた大里桃子選手はともにスコアを落としたのに対して、午前スタートの吉本ひかる選手が68でプレーし、トータル7アンダーで首位に。午後スタートの岩井千怜選手は67とスコアを伸ばして、首位に並んで2日目を終えました。 発表では昨日よりもグリーンはわずかに硬く速くなっていて、ラフからでは止まらないグリーンに奥からのアプローチをする選手が多く見られました。その中で「全米女子オープン」帰りの小祝と岩井千怜選手が首位に並び、山下美夢有選手は首位から2打差の6位タイ、3打差の10位タイには尾関彩美悠選手の4名が上位に位置しています。
午前スタートから67で終えた尾関選手は、「今週もグリーンがすごく硬くアンジュレーションも似ているところもあるので、攻め方は先週と同じと」とその経験を生かし初日の66位タイから10位タイへとスコアボードを駆け上がりました。
ディフェンディングチャンピオンの岩井千怜選手は開幕前の会見で「先週すごくいいゴルフをしていましたし、パットも良く、技術面に関しては、そのまま続けて行けばいいと思っているので、今週新しいことをやることもないですし、本当に今まで通りに何も変えずにやることをやるだけ。後は試合に臨む準備を怠らずに気持ちも整えていきたい」と話していました。 初日を2アンダー(21位タイ)で終え、2日目に5アンダーを上乗せし首位に立つ岩井千怜選手のゴルフは、まだ21歳とは思えない落ち着いたプレーぶりとパー5の2打目でドライバーを持ち”直ドラ”でグリーンを狙う果敢なプレーでギャラリーを沸かせます。