小室駅前に豊富・坪井域包括支援センターのサブセンター
豊富・坪井地域包括支援センターの分室「小室サブセンター」(船橋市小室町)が10月1日、北総線小室駅から徒歩2分ほどの場所にある商店街の一角にオープンした。(船橋経済新聞) 【写真】センター長の杤本さん=南生会が運営する、豊富・坪井地域包括支援センターの分室「小室サブセンター」 市内北部を担当する豊富・坪井地域包括支援センター(神保町)への小室地域在住者の相談件数が増えたことや、小室地区と豊富・坪井地域包括支援センターとの距離が遠く、利用者・職員双方の移動負担を軽減するために設けたという。 豊富・坪井地域包括支援センターと一体的に運営し、介護や福祉に関する「総合相談支援」や、成年後見制度に関する相談を受け付ける「権利擁護業務」、介護プラン作成を支援する「介護予防ケアマネジメント」、そして「包括的・継続的ケアマネジメント」の4つの業務を、地域包括支援センターと同様に提供する。 市からの委託で「南生会」(古和釜町)が運営する。センター長で主任介護支援専門員でもある杤本(とちもと)貴規さんは「豊富・坪井地域包括支援センターの相談の約半数が小室在住の人々から寄せられている。サブセンターを開設したことで、利用者や職員の負担が軽減され、より身近に気軽に相談してもらえるようになった」と話す。 「高齢者の介護支援に加え、重層支援も行っている。どんなことでも相談に応じるので、気軽に足を運んで話を聞かせてほしい」とも。 開設に先立ち開いた住民向け説明会には地域住民25人が参加。法人代表のあいさつや開設経緯の説明、職員紹介などが行われた。参加した40代女性は「小室町の高齢化が進む中で、小室サブセンターの開設は高齢者にとっても地域住民にとってもいいこと」と話していた。 受付時間は9時~17時。土曜・日曜・祝日と12月29日~1月3日は休業。
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