「新基準バットを使った今年はチーム本塁打が去年より増えました」名将・馬淵史郎監督が明かした今年の明徳義塾打線
<第106回全国高校野球選手権大会:明徳義塾7ー0鳥取城北>◇12日◇2回戦◇甲子園 【トーナメント表】夏の甲子園 6日目までの結果一覧 明徳義塾は鳥取城北相手に7対0で完封勝利を挙げた。走塁、打撃、守備、投球すべてにおいて隙がなく、強いチームに仕上がった。今年から導入された新基準バットの影響で大会21試合で、わずか1本。それでも明徳義塾は鳥取城北戦で10安打7得点と打線が活発だった。名将・馬淵 史郎監督は新基準バットになっても打撃指導のアプローチは変えていない。 「新基準バットでもしっかりと足腰を使って芯で当てれば打球は飛びます。今日もいつもの浜風だったら、2本入っている当たりがありました」 堅守が光る明徳義塾だが、意外な事実を明かした。 「去年よりも今年のほうがホームランが多いんです。練習試合と合わせたら去年より1.5倍は増えたと思っています。要はバットは変わろうが、高校生は順応していきますよ。これから。しっかりと打ち方を覚えれば増えていきます。ただ芯を外せば中々飛びにくいです」 明徳義塾は3回戦で関東一と対戦する。ともに緻密さとパワーを兼ね備えた野球を展開するチームで、試合終盤まで接戦が予想される。