旧海軍司令部壕で慰霊祭 平和への誓い新たに 豊見城・沖縄
沖縄テレビ
豊見城市にある旧海軍司令部壕では13日、慰霊祭が執り行われ参列者が平和への誓いを新たにしていました。 沖縄戦で激しい戦闘が繰り広げられおよそ4000人が犠牲となった旧海軍司令部壕では司令官だった大田實中将が自決した6月13日にあわせて毎年慰霊祭が行われています。 今年の慰霊祭には、県の内外から遺族などの関係者140人余りが参列しました。 司令部壕を管理する沖縄観光コンベンションビューローの下地芳郎会長は、「戦争の教訓を後世に伝え、平和な沖縄を未来に引き継ぐことこそ私たちの重要な責務」と述べました、 また、宇栄原小学校の子ども達が平和への願いを込めたメッセージを発表しました。 ▽宇栄原小学校の児童: 「戦争の悲惨さ、平和の尊さ、あなたの命は何よりも美しい命どぅ宝」 子ども達による月桃の合唱の中で参列者は静かに手を合わせ悲惨な戦争を繰り返さないと平和の誓いを新たにしました。
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