ロイド・オースティン米国防長官がポーランドから出発した列車に乗ってウクライナのキーウに到着し、ブリジット・ブリンク駐ウクライナ米国大使の出迎えを受けている。［ＳＮＳ　キャプチャー］

北朝鮮のロシア派兵をめぐり、国際社会の懸念が高まっている中、ロイド・オースティン米国防長官がウクライナの首都キーウを訪問した。 ２１日（現地時間）、ロイター通信によると、オースティン長官がウクライナを電撃訪問したのは、米大統領選挙を２週間後に控え、ウクライナに対する支持を誇示するためだ。 オースティン長官はこの日、Ｘ（旧ツイッター）を通じて「国防長官としてウクライナを４回目に訪れた」とし、駅で撮影した写真を公開した。 ウクライナのゼレンスキー大統領は西側同盟に長距離兵器使用制限の解除を促すと同時に、北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）への加盟を直ちに求めている。 米国防総省はオースティン長官がウクライナ指導部に会う予定だとし「ウクライナが戦場でロシアの侵略から自身を防御するのに必要な安保資源を提供するという米国の約束を強調する」と述べた。 一方、ＮＡＴＯは同日、北朝鮮のロシア派兵を確認した。ＮＡＴＯのマルク・ルッテ事務総長は同日、韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領との電話会談で、北朝鮮のロシア派兵を「深刻な緊張を高める行為」と評価した。一方、米国はまだ北朝鮮のロシア派兵を公式化していない。