「食のスタートアップ支援事業」担当者（左＝神戸市新産業創造課・岸本花奈さん、中央＝神戸市新産業創造課・板戸優貴さん、右＝神戸市産業振興財団・梅木ひとみさん）

　神戸市「食のスタートアップ支援事業」が現在、阪急オアシス神戸三宮店「キッチン＆マーケット」（神戸市中央区加納町4）の1区画でチャレンジショップを出店する希望者を募集している。（神戸経済新聞） 【写真】現在出店中（第12期）の韓国料理「チョンチュンシデ」の様子 　飲食店事業に対して熱意を持ち神戸市内で実店舗の開店を目指す個人・法人を応援するために実施している同事業。神戸市がエイチ・ツー・オー・リテイリングと包括連携協定を締結し、阪急神戸三宮駅地下にある「阪急オアシス神戸三宮店」内にチャレンジ場所として1区画を提供している。2021年4月に事業を開始し、3カ月ごとにフランス料理や、ハンバーガー、薬膳中華がゆなどの飲食店開業を目指す料理人をサポート。今回の募集が13期目となる。 　今回は2025年2月から5月末までの3カ月間、賃貸料・初期費用無料で出店してもらう。開業に係る相談や専門家によるアドバイス支援などのサポートも提供する。神戸市内での開業後も、さまざまな支援メニューを用意しているという。 　事務局を務める神戸市産業振興財団ビジネス開発部の梅木ひとみさんは「飲食店開業を志す第一歩としてチャレンジしてもらえたら」と期待を寄せる。 　申し込みは神戸市産業振興財団のホームページで受け付ける。12月5日まで。