サラーとファン・ダイクが代表チームを早期離脱…チェルシー戦を控えるリヴァプールに大きなアドバンテージ
リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーとオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、それぞれ代表チームを早期離脱したようだ。12日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。 アフリカネイションズカップ予選を戦うエジプト代表は、11日にホームでモーリタニア代表と対戦。69分にマフムード・ハッサンのゴールで先制すると、79分にはサラーが追加点を挙げて2-0の勝利を収めた。この勝利によって3ポイントを積み上げたエジプト代表は、2位のカーボベルデ代表に6ポイント差をつけてグループCの首位をキープ。開幕3連勝と波に乗りながら15日には再びモーリタニア代表と激突する。 母国の絶対的なエースとして、これまで代表通算52ゴールをマークしてきたサラー。アフリカネイションズカップ本大会出場に向け、15日に開催されるモーリタニア代表との再戦でも活躍が期待されていた。しかし、同選手は当初の予定を早めて代表活動から離脱した模様。リヴァプールは20日にプレミアリーグ第8節のチェルシー戦を控えており、コンディション面などを考慮すると大きなアドバンテージとなりそうだ。 また、オランダ代表としてUEFAネーションズリーグ(UNL)を戦っていたファン・ダイクも、当初の予定より早く代表を離脱。だが、同選手は11日に行われたハンガリー代表戦で退場処分を受けており、14日のドイツ代表戦には出場できないためサラーとは状況が異なっている。 なお、今夏にアルネ・スロット新監督が就任したリヴァプールは、プレミアリーグ開幕から6勝1敗を記録して首位を維持。2位のマンチェスター・シティとは1ポイント差となっており、“好調”チェルシーとの強豪対決は重要な一戦となる。
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