チームによっては主力級? 中日の現役ドラフト注目選手6人
三好大倫
投打:左投左打 身長/体重:179cm/83kg 生年月日:1997年9月28日 経歴:三本松高 – JFE西日本 ドラフト:2020年ドラフト6位 俊足を持ち味とする万能外野手として期待されたが、ここまで結果を出せず苦しんでいるのが、三好大倫だ。 三本松高校時代は二刀流として躍動。その後は社会人野球のJFE西日本に進み、野手に専念。走攻守三拍子揃った外野手として高く評価され、2020年ドラフト6位で中日ドラゴンズへ入団した。 ルーキーイヤーから春季キャンプ1軍メンバー入りするなど、首脳陣からの期待も大きかった三好。しかし、同年の1軍デビューはお預けとなった。 昨季は8月にプロ初本塁打を記録すると、シーズン終了まで主に守備固め・代走として存在感を発揮し、45試合に出場。しかし、打率は.218に終わり、打撃面で課題を残した。 迎えた今季も、打率.154と低迷。前年より出場機会を減らし、持ち味のスピードを活かす場面もほとんどなかった。 まだまだ成長を期待できる選手とはいえ、若手育成が急務の事情もあり、厳しい判断が下される可能性もある。
橋本侑樹
投打:左投左打 身長/体重:180cm/75kg 生年月日:1998年1月8日 経歴:大垣日大高 – 大阪商業大 ドラフト:2019年ドラフト2位 今シーズンは復活の兆しを見せた一方で、制球力の課題も覗かせたのが、橋本侑樹だ。 大垣日大高校で甲子園のマウンドを経験し、大阪商業大学に進学。リーグ戦でノーヒットノーランを達成するなど、世代屈指の左腕という評価を受け、中日ドラゴンズからドラフト2位指名を受けた。 プロ1年目は14試合登板で防御率7.41とプロの壁に阻まれたが、翌2021年には28試合に登板し、防御率3.71と成長を見せた。 昨季は先発に挑戦するも、1軍では4試合登板(1先発)にとどまり、防御率9.72と大きく数字を落とす結果に。 今季は13試合の登板だったものの、防御率1.17と安定感を発揮。その一方で、3連続死球を与える場面もあるなど、15回1/3で13与四死球とコントロール難も露呈した。 これからの改善が期待されている一方、他球団へのリリースが望ましいと判断されれば、現役ドラフトの候補に挙がる可能性もゼロではないだろう。
ベースボールチャンネル編集部