7~9月業況判断指数(DI)改善 福島市の福島商工会議所が景況調査
福島商工会議所は福島市内の会員事業所を対象にした今年7~9月の中小企業景況調査の結果を発表した。景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」とした企業の割合を引いた業況判断指数(DI)はマイナス7・4で、前期の4~6月から9・3ポイント改善した。 売り上げが「増加した」と答えた割合から「減少した」と回答した割合を引いた売り上げDIはマイナス2・1となり、前期比12・5ポイントの改善。一方、黒字企業の割合から赤字企業の割合を引いた採算DIは前期比1・2ポイント悪化のマイナス15・8だった。 会議所は物価高騰や人手不足など事業所が抱える課題を今後も注視する必要があるとみている。104事業所を対象に調べ、95事業所から回答を得た。 (県北版)