正月の初詣、参拝客多い8寺社 由来や、訪れる際の注意点は?
成田山新勝寺(千葉県成田市)
成田山新勝寺は、真言宗智山派の大本山の一つです。本尊の不動明王像は、空海上人(弘法大師)が自ら祈りを込めて彫り、開眼したとされています。
2019年は約314万人が初詣に訪れたそうです。例年、正月三が日は午前11時から正午が初詣のピーク。正月期間中は周辺が交通規制されるほか、近隣の駐車場は満車になるケースがあるなど混雑が予想されるため、寺側は「なるべくピークを避けるとともに公共交通機関を使ってください」と呼びかけています。
浅草寺(東京都台東区)
浅草寺は、赤い大提灯が掲げられた雷門、民芸品からお菓子、土産物屋などが軒を連ねる全長250メートルほどもある仲見世などがあり、観光スポットとして国内外で人気を集める寺です。映画「男はつらいよ」シリーズの舞台にもなりました。そんな浅草寺、歴史を遡(さかのぼ)ると、なんと約1400年前にルーツがあるお寺なのです。
2019年の初詣参拝者数は約295万人とのこと。ピークの日時は特に調べていないそうですが、2020年も例年通り多数の参拝者数が訪れるものと見込んでいます。特に三が日の参拝者が多く、その間は上記の図のように参道に入場規制区域ができます。仲見世も規制区域になりますので、参拝する方のみならず浅草を訪れる方は確認してから行った方が良さそうです。
住吉大社(大阪府大阪市)
住吉大社は、大阪の人々から「すみよっさん」として親しまれています。最大傾斜48度の「反橋(通称:太鼓橋)」などが人気スポットです。
公式HPに「三ヶ日の参詣者数は毎年200万人」と書かれています。事実、2019年の初詣参拝者は約230万人だったそうです。正月三が日のうち参拝者が訪れるピークは、午前11時から午後1時ごろにかけて。最寄り駅の南海住吉大社駅と阪堺電気軌道住吉鳥居前駅から住吉大社の本殿までは、通常だと徒歩で10分かからないのが、正月三が日は2~3時間かかることもあるそうです。参拝を予定されている方は時間帯をずらした方が混雑を避けられそうです。