パリ五輪前最後の国際大会 張本兄妹ら日本選手計17人が参戦<卓球・WTTスターコンテンダーバンコク2024>
<卓球・WTTスターコンテンダーバンコク2024 日程:2024年7月2~7月7日 場所:バンコク(タイ)> 【画像】2大会連続優勝を狙うパリ五輪代表の張本美和 2日、WTTスターコンテンダーバンコク2024がタイにて開幕する。男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目が行われ、男女ともに日本選手が多数参戦する。 男子シングルスには、パリ五輪代表の張本智和(智和企画)と篠塚大登(愛知工業大)、吉村真晴(株式会社SCOグループ)、松島輝空(木下グループ)、田中佑汰(個人)、及川瑞基(岡山リベッツ)の6人が本戦から。宇田幸矢(協和キリン)、英田理志(タカシマアカデミー)の2人が予選から出場する。 先週のWTTコンテンダーチュニス(以下、WTTチュニス)で3冠を達成した張本は、2大会連続での優勝でパリ五輪に向けて勢いをつけられるか。また、WTTチュニス準優勝の宇田は予選からの出場だが、再び本戦での大活躍が期待される。 主な海外選手では、林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)や林高遠(リンガオユエン・中国)らがエントリーしており、日本勢の上位進出には非常に大きい壁となることだろう。 また、男子ダブルスには、WTTチュニス優勝の張本/松島ペアに加えて、吉村/宇田ペア、英田/マルコス・マドリッド(メキシコ)ペアの3ペアが出場する。 女子シングルスには、パリ五輪代表の早田ひな(日本生命)と張本美和(木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)、木原美悠(木下グループ)、長﨑美柚(木下グループ)、笹尾明日香(日本生命)の6人が本戦から、佐藤瞳(ミキハウス)、橋本帆乃香(ミキハウス)、芝田沙季(ミキハウス)の3人が予選から出場する。 今大会の第1シードには早田、第4シードには張本が入っているが、第2シードには陳幸同(チェンシントン・中国)、第3シードには申裕斌(シンユビン・韓国)が入っている。 また、女子ダブルスでは、張本/木原ペアと佐藤/橋本ペアの2ペアがエントリーしており、今シーズンのWTTで既に2度優勝している佐藤/橋本ペアには、スターコンテンダーという大舞台での優勝も期待される。 混合ダブルスには張本/早田ペアが参戦予定であり、WTTチュニスに続いての優勝を狙う。混合ダブルスには、パリ五輪第2シードを争う韓国の林鐘勲(イムジョンフン)/申裕斌(シンユビン・韓国)ペアも参戦しており、今大会の結果次第でパリ五輪第2シードが決定する。