渡辺雄太が初出場 主将はホーキンソン&富樫勇樹 2025年1月オールスター戦/Bリーグ
バスケットボール男子のBリーグは28日、来年1月19日に千葉・船橋市の、ららアリーナ東京ベイで開催するオールスター戦の出場選手を発表。元NBA選手の渡辺雄太(千葉J)が初めて選出された。 イベントは1月18、19の両日に行われ、メインイベントのオールスター戦は19日に開催。主将はファン投票による最多得票者で、ブラックがホーキンソン・ジョシュ(SR渋谷)、ホワイトが富樫勇樹(千葉J)に決まった。渡辺雄太はホワイトの一員として出場する。 会見に出席した渡辺は「米国にいたときは縁がなかったので僕にとって初めてのオールスター。それが(チームの地元の)千葉で開催され、こんなうれしいことはない。楽しみ。しっかりといいプレーを見せられれば」と話した。 渡辺は10月6日の開幕第2戦で左足首を捻挫。その後は治療に専念してきたが、「けがは治り、この休み明け(11月30日の琉球戦)から復帰する。トレーニングも順調」と説明した。 1月18日には3点シュートやダンクシュート、スキルのコンテスト、若手組とアジア枠選手組による「アジア・ライジングスター・ゲーム」を行う。同19日には各クラブの育成選手によるU18オールスターも行われる。渡辺雄太は3点シュートコンテストに出場する。 コンテスト出場を「(島田慎二)チェアマンに直々に辞退を申し入れた」という渡辺。すると島田チェアマンは「それならスキルコンテストにというと、それも嫌だというので」と裏話を〝暴露〟。渡辺は「どうやったら1本でも多く入れられるか考える」とした。 会見にオンラインで参加した富樫は「ファン投票で選んでいただいたのは光栄なこと。チームのキャプテンとしてオールスターを楽しめる。千葉開催でもあるので、ホワイトはキャプテンのいうことは絶対でやらせます」と宣言。渡辺が「今回の会見も、勇樹から連絡がきて『僕はリモートがいいから(渡辺が)いってきて』といわれた」と明かすと、「Bリーグのためを思って、雄太をしっかり表に出さないとと思った」と仲のよさを表した。