【韓国ドラマ】話題の感動作!涙が止まらない「大人のロマンス」
エクラの美容記事でもおなじみのライター・山崎敦子がお届けする韓流ドラマナビ。“眼差しオーラ”に胸キュン!チャン・ギヨンから目が離せない。除隊後第一作「ヒーローではないけれど」が話題。 【写真】まだまだある!超おすすめ韓国ドラマ
チャン・ギヨン除隊後初作品にして代表作に⁉ 「ヒーローではないけれど」
■派手なアクションもサスペンスも一切なし。ラスト2~3話はただただ感涙の連続! ドラマはそれぞれの家族の思惑と想いを交錯させながら、ギジュとト・ダヘの過去と未来が交錯するちょっぴり奇妙なロマンスが展開されていきます。そして、次第に見えてくるわけです。一家の持つ超能力と、それを失ってしまった理由にはそれぞれ必然があり、意味があり、さらに、ポク家&ト・ダヘ一家のそれぞれの存在にもカラクリがあるということが。ドラマの至るところに伏線として仕込まれていたそれら全てのピースがギューッと一つにまとまってラストの深い感慨へと誘ってくれるその展開は見事としかいいようがありません。過去と今と未来と、不幸と幸せと、嘘と真実と、人と人の繋がりと、そして、生まれてきた意義と。もう、ラスト2~3話は感涙の連続。派手派手しいアクションもサスペンスも一切なしの感動作。 もう一度繰り返しますが、とにかくいい、じわじわといい。チャン・ギヨンは作品選びも上手いなあと、つくづく。彼と演技派チョン・ウヒの抑制効かせながら、確実にきゅ~んとさせてくる大人ロマンスもたまりません。ちなみにチャン・ギヨンの娘役でちょっと大きくなった名子役のパク・ソイ(役名はポク・イナ)が登場するのですが、そのエピソードも泣けるんですよね。つーか、全ての登場人物にじわんと泣けちゃう、そんな作品です。
■韓国では“眼光職人”とも。そのセクシービームに誰もが虜に! 好き嫌いにタイプはつきものですが、でも、真っ直ぐにこの眼差しで見つめられたら、タイプがどうあろうと間違いなく誰もが金縛りにあったかのごとく動けなくなるような気がしてならないのですが……。そう、この方、チャン・ギヨン。 韓国では“眼光職人”とも呼ばれる人。やや腫れぼったい切れ長の一重まぶたからのぞく眼は、確かにナイフのように冷たそうだし、おまけに鼻筋も唇も細め&薄めのクールなお顔立ち。ただそこに立っているだけで、否応なしにゾクっとするようなセクシービームを浴びせられているような気になるというか。「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」では、ヒロイン役のIUをストーカーのごとくつけ狙うDVなクズ野郎を演じていましたが、そんな悪党な彼にビビりながらも妙に心惹かれていた……なんていうのも私だけではないと思うのですが、どうでしょう。ラストの展開で、やっぱり実は結構いいヤツだったんじゃんとわかり、なぜだかホッと胸をなで下ろしたりなんぞして。 身長187cmのモデル出身。というとビジュアル先行型に思えるけれど、大学は100倍という競争率を勝ち抜いて龍仁大学校ミュージカル演劇学科に入学しており、意外にも勤勉家。俳優デビューしてからもその演技力には定評があったし、歌やラップも実はプロはだし。一見、おすましさんに見えるけど、バラエティでは愛嬌たっぷりにその実力を披露したりする場面も多々。初主演の「ここに来て抱きしめて」とか、年下男子役で一躍ブレイクした「恋愛ワードを入力してください ~Search WWW~」とかは、まさに正統派イケメン役でそのビジュアルの吸引力も半端じゃないなあと感じたけれど、映画「甘酸っぱい」では、そのイケメンビジュアルを逆手にとった展開で、めちゃいい味出していたというか。 つまり、何が言いたいかというと、単なるイケメンで終わらない、きっと何かがあるぞ的いろんな顔をその眼の奥に隠し持っているというか。一瞬にして白い歯をのぞかせてにっこり微笑まれたりなんぞした日には、あんなに近寄り難そうだった眼差しオーラが一転、今度は優しげ&包容力ありそうな爽やかビームの雨嵐……。これはもはや確信の禁じ手戦法。抗うこと不可能なわけなのです。