花の電飾で安心できる空間に 大町中央公園、光で彩りイメージアップ 福島県会津若松市のNPO
福島県会津若松市のNPO法人Lotus(ロータス)は3、4の両日、市内中心部にある大町中央公園の木々や花壇に花の電飾を設置した。夜になると、やわらかな光が園内を優しく彩っている。昨年まで、不審火や物損が相次いだ公園のイメージアップにつなげる。 電飾は電源不要のソーラー型LEDライト。NPO職員や地元の高校生、ボランティアらが連日、設置作業に当たった。約500メートル分を樹木にまき付けたり、枝から垂らしたりして、心安らぐような空間を醸し出した。NPO理事長の山口巴さんは「猛暑の中で多くの方の協力をいただき、電飾を設置できた」と感謝した。 NPOが2024(令和6)年度の市行政提案型協働事業の一環で電飾を取りつけた。2019年夏に改修した公園内の休憩所で被害が続いたのを受け、安心して過ごせる空間づくりを目指す。今後は来年3月にかけて月1度の頻度でイベントを企画する。保護猫の譲渡会やフリーマーケットなどを開催し、気軽に足を運んでもらうきっかけをつくる。
(会津版)