カーリングのパンコンチネンタル選手権に出場する男子日本代表（Ｃ）ＪＣＡ

　27日からカナダ・ラクームで行われるカーリングのパンコンチネンタル選手権（阿部晋也）に出場する男女の日本代表が26日、オンライン形式での会見を実施。それぞれが抱負を語った。 　今回のPCCCは昨季の日本選手権優勝チームが日本代表として出場。男子はコンサドーレ、女子はSC軽井沢クにリザーブ小野寺佳歩（フォルティウス）を加えたメンバーで構成する。男女ともにディビジョンAに出場。上位5チームに入ることができれば、今季の世界選手権（男子はカナダ、女子は韓国で開催）の出場権を獲得する。 　世界選手権は2026年ミラノ・コルティナダンペッツオ五輪に向けたオリンピックポイントが加算される大会となるだけに、男子のスキップ阿部晋也（コンサドーレ）は「世界選手権の出場権をまずしっかり獲得し、世界での自分たちのチーム力もしっかり発揮できるように準備もしてきました。優勝を目指して頑張りたい」と決意表明。女子のスキップ上野美優（SC軽井沢ク）も「チームとして最大限やれることをまずやって、一つ一つ目の前の課題をクリアして、世界選手権出場の権利を獲得していきたい」と意気込んだ。

カーリングのパンコンチネンタル選手権に出場する女子日本代表（Ｃ）ＪＣＡ

　昨季の世界選手権では男女とも実力を発揮できず、不本意な成績で終わった。当然、今回はその巻き返しも期しており、上野美は「チームとしてカナダ遠征も通してもいろいろなことに取り組んできたので、できると信じていますし、できるように一つ一つのプレーを真剣にやりたい」とチームの思いを代弁した。 　大会には日本を含めたど8カ国・地域が参加。決勝は男女ともに2日となっている。