日本初の兄妹プロ野球選手、川端友紀が引退 突然の発表にファン「勇志とかわいい笑顔、忘れません」「兄より先に…」「レジェンドが…次世代の育成、期待します」
ヤクルトでプレーする川端慎吾を兄にもち、日本初の兄妹プロ野球選手として、日本代表でも長年活躍した川端友紀(35)が、今季限りでの現役引退を発表した。 ■憧れのヒト…川端友紀が青木宣親と2ショット【写真】 九州ハニーズに所属する川端は「突然のご報告ですみません 皆様、長い間応援いただきありがとうございました 今週末がラストゲームです」として、自身のXで引退をつげた。3日の福広マッチ最終戦・はつかいちサンブレイズ戦(サンブレイズボールパーク)が最後の試合となる。 川端は2009年に日本女子プロ野球機構の第1回合同トライアウトを受験し合格。同年12月のドラフトで京都アストドリームスから内野手部門1巡目で指名を受け入団。ルーキーイヤーから2年連続首位打者に輝いた。13年からイースト・アストライアに所属し、首位打者などの数多くのタイトルを獲得した。 18年に一度現役引退を発表するも、19年3月にエイジェック女子硬式野球部で選手兼ヘッドコーチとして現役復帰。22年から九州ハニーズでプレー。また日本代表としても長年活躍し、5回目の出場となった今夏の女子野球ワールドカップでは、7連覇に貢献した。 憧れのヤクルト・青木宣親にちなみ、所属チームや日本代表で背番号「23」をつけることが多い。 女子スター選手の引退にSNSでは「寂しいですが、お疲れさま」「女子プロ野球のスター選手が引退してしまうのは、言葉に出来ないくらいの寂しさを感じます。 今まで女子プロ野球を牽引してくださりありがとうございました」「うわっビックリ」「あの勇志とかわいい笑顔は、ずっと忘れません」「突然のお知らせ、とてもびっくり」「お兄ちゃんより先に…お疲れ様でした」「レジェンドの引き際は寂しいモノですが、まだまだこれからも次の世代の指導や御自身のご活躍を期待してます」などのコメントが寄せられた。
西日本新聞社