全国高校サッカー選手権 山梨県大会の決勝カードは? 11月2日に4強激突 第1シードは伝統校と対戦
岩田直紀主将 「JITリサイクルインクスタジアムで勝とうという目標を立てたので、行けてほっとしている。きょう以上の気迫と気持ちを見せて来週(準決勝で)勝ちたい」
■6年ぶり全国へ飛翔狙う 日本航空
6年ぶりの全国大会出場を狙う第3シード・日本航空。前回大会は準優勝に終わり、県高校総体とインターハイ県予選は3位に入り、着実に力をつけてきた強豪は、公立の実力校・甲府東と対戦しました。 日本航空は前半31分、ウイングバックに入ったDF布田将也(3年)がフリーキックを直接沈め、先制に成功しました。
布田選手 「思ったようなコースに行かなかったが、結果として入ってとてもうれしかった」
わずか2分後には、布田のクロスにFW小坂柊人(3年)が頭で合わせ、追加点。布田は1ゴール1アシストの活躍を見せ、日本航空が優位に立ちました。 後半25分にはMF古谷真澄(3年)のパスを受けたMF飯嶋勇人(3年)が巧みな切り返しから鮮やかにシュートを決め、リードは3点に。 終了間際、甲府東に1点を返されますが、日本航空が3-1で勝利。ベスト4に名乗りを挙げました。優勝旗を手にするためには、布田のキック精度は大きな武器となりそうです。
布田選手 「キックは自分でも武器だと思っているので、セットプレーのキックやクロスからの得点を増やして勝っていきたい。全国大会に行きたいという気持ちで3年間やってきた。みんなで全力で全国に向かって頑張っていく」
■進撃の虎 前回王者を撃破 東海大甲府
県高校総体で準優勝した東海大甲府。前回王者で第2シードの帝京第三と準々決勝で対戦しました。前回大会の準決勝と同じ顔合わせです。 東海大甲府は前半30分、FW水越成皇(3年)が強烈なミドルシュートを放ちますが、ネットは揺らせず。 両チームスコアレスで後半戦に入ると、帝京第三がボールを握る時間が続きますが、東海大甲府の主将・GK田川直樹(3年)が好セーブ。ゴールを許しません。
田川主将 「今年に入ってから帝京第三と何回も対戦しているが、勝てていなかった。選手権は絶対に勝ってやろうと全員で臨んだ」