【特派記者・辻村明志のオーガスタレポート②】オーガスタ女子アマのアテスト直後の六車日那乃を直撃! 「日那乃は後半、下半身が積極的に動けばパープレーで回れたはず」(辻村)
六車 はい! いいショットするたびに「辻村さん見てるかな」って(笑) 辻村 もちろん全部見てたよ(笑)。ちなみに、今日は自分ではどこが良かった? 六車 ん~と、どこだろ。11番は良かったですし、パー4でボギーになりそうな箇所が何回かあったんですけど、そこがしっかり拾えたところは良かったです。 辻村 3つ、4つ拾えてたもんね、ああいうのはめっちゃ大事! 六車 あとは5番でセカンドを奥に外した場面なんですけど。辻村さんにキャディをしていただいた昨年のサントリーレディスで「いまのはイチ、ニッ、サンでやらなきゃいけない場面だよ」って言われたのと同じ状況だったんです。だから、今回、「イチ、ニッ、サン」で打つって決めて。結果はボギーだったんですが、教わった場面でしっかり実行できた。そういうのがいっぱいあって、本当に良かったです。 辻村 終わったばっかりでそんな整理ができるって日那乃は凄いよ。順位はどうでもいいっていうのは言い過ぎかもしれないけど、この経験を活かさなきゃダメ。この場所で、このメンバーでやれているっているんだから、ゴルフの見方が深くならなきゃね。もっとパーオンするためにはやっぱり下半身を積極的に使わないと。あんなに上が先に動いてたら球がまとまらないよ。 六車 はい、わかりました! ありがとうごさいました。
=== 大会はイングランド出身で首位からスタートしたロッティ・ウォードが5バーディ、2ボギーの「69」で回り、通算8アンダーで優勝。2024年の「シェブロン選手権」「全米女子オープン」「アムンディ エビアン選手権」「AIG女子オープン」のメジャー4大会の出場権を得た。 なお、他の日本人3選手は吉田鈴が14位タイの最上位で、寺岡沙弥香は17位タイ、新地真美夏が29位だった。 PHOTO/Blue Sky Photos
週刊GDツアー担当