日本ハム・伏見 初の開幕マスク目指す!母校の活躍に刺激「どんな形でも良いから全試合出たい」
日本ハム・伏見、神宮大会出場の母校の活躍刺激に来季、自身初の開幕マスク目指す 後輩の躍動を力に変える。日本ハムの伏見寅威捕手(34)が22日、本拠地エスコンフィールドで自主トレを実施。この日、明治神宮大会準々決勝で母校の東海大札幌が広島商に敗れたが、8強入りに「神宮大会は勝つことに越したことはないが、来年に向けていい経験になったのでは」と、目を細めた。 今秋の北海道大会決勝は2年連続で現地観戦。伏見は「やっぱりテレビで見るのとはまた違う。一球への必死さや、懸命に声をかける姿に一体感を感じたよね」と、感情を揺さぶられた。昨秋の北海道大会決勝で敗れた北海に2―0で雪辱を果たし「勝った時は凄いうれしかった」と、後輩たちから大きな刺激を受けた。 目指すは自身初の開幕スタメンだ。オリックス時代を含めて開幕マスクをかぶったことがなく、伏見は「もちろん目指すでしょ!」と意気込む。来季の開幕投手は未定だが、今季リーグトップ14勝を挙げた伊藤が筆頭。今季終盤は伏見が女房役を務めただけに、可能性は十分ある。 「もちろん全試合スタメンを狙うが、どんな形でも良いから全試合出たい。ベンチスタートでも最後の1イニング出ればいい。そのために今は毎日走っている」と伏見。後輩たちからもらった刺激を胸に、充実のオフを過ごす。(清藤 駿太)