10月11日は「国際ガールズデー」! 元気になれるガールズ・エンパワー映画おすすめ3選
女の子の権利やエンパワーメントの促進を世界に呼びかける日にあわせて、どんな状況化でも前向きに生きる女性たちを描いた新旧ムービーを編集部がリコメンド。
『ブック・スマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2020)
優等生のエイミーとモリーは親友同士。卒業前夜、遊び放題だった同級生が名門大学に進学することを知り、頭にきたふたりは呼ばれてもいない卒業パーティに乗り込む……。 女優オリヴィア・ワイルドの監督デビュー作である本作は、新しい時代のプロム映画として話題に。 COMMENT 「主人公の2人が、自分たちを高め合いながら肯定している姿にクスッとなりながらも胸を打たれます。他の登場人物もクレイジーな部分もありつつ、優しさがあり、見終わった後に観てよかった! という気持ちになれるはず」
『ビリーブ 未来への大逆転』(2018)
アメリカで27年間にわたり最高裁判事を務めたルース・ギンズバーグ。彼女の実話をもとに作られた感動的な伝記映画。100%負けると言われた性差別に対抗する裁判に立ち向かう女性弁護士の姿を、『博士と彼女のセオリー』のフェリシティ・ジョーンズが生き生きと演じる。 COMMENT 「大きな壁が立ちはだかっても、決して諦めないルースに勇気をもらえます。少しの違和感に気づき、小さなコミュニティのなかで話し合うことでわずかでも変化していくことに気付きました。夫であるマーティンもルースを尊重し暖かく見守るだけでなく、台所に立つ姿が印象的です。1人の人間としてどう生きたいかを考えさせられます」
『テルマ・アンド・ルイーズ』(1991)
専業主婦のテルマと、独身でウェイトレスのルイーズは親友同士。ふたりは日頃のストレスを晴らそうとドライブ旅行に出かける。だが立ち寄ったバーでテルマがレイプされそうになり、ルイーズが誤って男を射殺。指名手配犯として警察に追われるふたりの逃避行が始まる……。 COMMENT 「夫の支配や束縛から解放されたテルマは、女友達との旅で見違えるようないい女に!そして警官に追われ、元の社会に戻ることを迫られた時、『私はもうあそこには戻らない』と命より自由を選ぶ彼女に胸が熱くなりました!30年以上前の作品ですが今こそ見てほしい最高のシスターフッド映画です」