多田修平 パリ五輪断念 右ふくらはぎ負傷完治せず「来年の東京世界陸上を目指して頑張ります」
陸上男子100メートルで2021年東京五輪代表の多田修平(住友電工)が22日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、今夏のパリ五輪を断念することを明かした。 「本日大阪選手権で試合感を確かめるために出場しましたが、やはり脹脛(ふくらはぎ)がまだ完治しておらず、日本選手権を欠場することになりました。オリンピックを諦める形になりましたが、また来年の東京世界陸上を目指して頑張ります」とした。 多田は今季屋外初戦となった4月の織田記念(広島)で右ふくらはぎを肉離れした。そこから実戦を離れていたが、この日、大阪陸上選手権でレース復帰。予選4組で10秒60(追い風0・9メートル)の1着だったが、同日午後の準決勝は棄権した。五輪代表選考に関わる日本選手権(27日開幕、新潟)には間に合わなかった。
報知新聞社