“立冬” 箱根松並木で「こも巻き」 富士山もようやく初冠雪 静岡県内は今シーズン一番の冷え込みに
テレビ静岡
11月7日は二十四節気のひとつ立冬です。静岡県三島市の箱根松並木では、害虫から松を守る「こも巻き」が行われました。 また 6日に雪化粧した姿を見せた富士山の初冠雪もようやく発表されました。 暦の上で冬を迎えた7日朝の県内は冷え込み、18の観測地点のうち12地点で今シーズン最低を記録しました。 三島市の箱根松並木では、植木職人たちが害虫から松を守るため幹に「こも」を巻く作業をしていきました。 2024年は線虫の影響で、松が2本枯れてしまったということで、職人たちは松をいたわるように「こも」を巻いていました。 加々見園・加々見勝八郎さん: 異常気象でだんだん暖かくなって、私らも管理するのに大変。虫の発生が狂って来ている 「こも」は2025年3月5日の啓蟄に合わせてはずされる予定です。 また、6日6時15分に甲府地方気象台は富士山の初冠雪を発表しました。 11月に入って初冠雪が観測されたのは1894年の統計開始以来初めてで、最も遅い記録となりました。
テレビ静岡