石田匠、判定負けも「全然燃え尽きていない」と現役続行へ 王者・井上拓真から初回ダウン奪うも無念
◇プロボクシングWBA世界バンタム級タイトルマッチ 王者・井上拓真<12回戦>同級1位・石田匠 (2024年5月6日 東京ドーム) 【写真】12回を終え健闘を称え合う石田匠(左)と井上拓真 WBA世界バンタム級1位の挑戦者・石田匠(32=井岡)は同級王者の井上拓真(28=大橋)に判定0―3で敗れ、2度目の世界挑戦でベルト奪取はならなかった。試合後の会見では「自分が弱かったといえばそこまでだけど、王者もうまくて自分のボクシングをさせてもらえなかった。対策されていたというか、自分もワンパターンになってしまって。見ての通りですね」と話し、肩を落とした。 1回にカウンター気味の左ジャブを浴びせてダウンを奪ったが、その後はペースを握らせてもらえず。王者が一枚上手だった。 今後について問われると、「全然諦める気はないです。まだ体も気持ちも動きますから。陣営ともまだ話してないんで。自分の気持ちとしては全然燃え尽きていないんで」と現役続行に意欲を燃やした。