でんじろうさん（右）が放った空気砲に歓声を上げる観客＝金沢市の本多の森北電ホール

　不思議な科学実験を体感できるイベント「でんじろう先生のドキドキわくわくサイエンスショー」（北陸放送主催、北國新聞社後援）は10日、金沢市の本多の森北電ホールで開かれた。サイエンスプロデューサーの米村でんじろうさんが段ボール箱から発射する「空気砲」などを披露し、親子約3100人を沸かせた。 　空気砲は段ボール箱の側面をたたくと、箱の中の空気が勢いよく飛び出す実験で、煙で可視化すると輪の形になり、輪はホール後方の天井に到達した。でんじろうさんは「家のカーテンで練習したら、次はお父さんとお母さんを狙ってみよう」と話し、会場の笑いを誘った。 　ショーは「いしかわのこどもみらいキャンペーン」の一環で開かれた。