【MLB】Dバックスがバーランダー撃破 パドレスと0.5ゲーム差に スミスは3本塁打8打点の大暴れ
【ダイヤモンドバックス12-6アストロズ】@ミニッツメイド・パーク
日本時間9月9日、全米中継の「サンデーナイト・ベースボール」として行われたダイヤモンドバックス対アストロズの一戦は、名投手ジャスティン・バーランダーを3回8安打8失点でノックアウトしたダイヤモンドバックスが12対6で勝利。敵地ミニッツメイド・パークでのアストロズ3連戦のスイープ負けを回避し、地区2位のパドレスとのゲーム差を0.5とした。ダイヤモンドバックス2番手のケビン・ギンケルが8勝目(3敗)をマーク。めった打ちを食らったバーランダーは6敗目(3勝)を喫し、防御率は5.30へ悪化した。 【動画】ダイヤモンドバックスのペイビン・スミスが3打席連続アーチを放つ ダイヤモンドバックスは2回表にペイビン・スミスの5号3ランで先制。3回表にはエウヘニオ・スアレスのタイムリーとスミスの6号グランドスラムで5点を追加し、8対0と大量リードを奪った。4回裏にアレックス・ブレグマンの22号2ランで反撃されたが、5回表にスミスが3打席連発となる7号ソロを放ち、9対2と7点リードに。5回裏に3点を返されたが、7回表にルイス・ギヨーメの犠飛、8回表にジェイク・マッカーシーのタイムリー、9回表にスアレスの26号ソロと1点ずつを追加し、9回裏に1点を失ったものの、12対6で勝利した。 ダイヤモンドバックスのスミスは第1打席から5号3ラン、6号グランドスラム、7号ソロと3打席連続で本塁打を放ち、「サイクル本塁打」に王手。7回表無死1塁で迎えた第4打席は「サイクル本塁打」を達成する絶好のチャンスだったが、空振り三振に倒れ、9回表はスアレスが本塁打を放った直後に打席に入り、四球を選んだ。残念ながらメジャー史上初の「サイクル本塁打」を達成することはできなかったが、3本塁打8打点の大暴れでチームの勝利に大きく貢献。なお、1試合でソロ、2ラン、3ラン、グランドスラムを打つ「サイクル本塁打」は、マイナーでは過去に1998年のタイロン・ホーン、2022年のチャンドラー・レドモンドと2度達成されている(いずれもカージナルス傘下AA級の選手)。