【広島】新井貴浩監督「いい形で交流戦に入っていける」3連勝で貯金5&虎に0・5差/一問一答
◆JERAセ・リーグ DeNA2―4広島(26日・横浜) 広島は、交流戦前最後の一戦を制し、今季2度目の同一カード3連勝。今季最多更新の貯金5とし、首位・阪神に0・5ゲーム差に接近した。初回は2死一、三塁からダブルスチールを仕掛け、野間の本盗で追加点。1点リードの8回には先発マスクに起用した石原の適時二塁打で貴重な1点を奪った。先発・アドゥワは6回2失点でハーラートップタイ5勝目。9回を締めくくった守護神・栗林は、日本人最速に並ぶ178試合目で通算100セーブを達成した。 【写真】日本人最速タイで100セーブを達成した栗林良吏 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。 ―アドゥワ投手が毎回8安打で115球を投じながら6回2失点で粘った 「うちの台所事情も厳しい中で粘って、ナイスピッチングだったと思います。ゾーンの中でボールを動かしながら、彼らしいピッチングだったと思います」 ―9回は栗林投手が3番・佐野からの好打順を無失点に抑えて100セーブ達成 「本当に100セーブというだけでもすごいことだと思うし、それに(日本人)最速タイ。本当に素晴らしいと思います。やっぱり27個あるうちの最後の3アウトというのは、特別な3アウトだと思う。その中で積み上げてきた100セーブは立派。でも、まだまだ彼には積み上げていってもらいたいと思います」 ―5月5日以来のスタメンだった田中が攻守で存在感を発揮した 「久しぶりのスタメンだったけど、バッティングもそうだし、(1点リードの6回2死一、三塁から三塁線ライナーを好捕した)守備も本当に素晴らしかった。攻守ともに頼りになるベテランです。素晴らしい活躍だったと思います」 ―打線は初回の野間の本盗を含めて足を絡めて得点を奪った 「うちの特徴でもあるし、また最後にもう1点欲しいところで、あそこも(8回1死一塁から代走の)羽月が、しびれる場面でよくスタート切ってくれたし(石原の適時二塁打で)貴重な追加点になった。今日もうちらしい全員野球で、いい野球だったと思います」 ―貯金5の2位で交流戦を迎える 「あまり数字的なことは考えずにね。みんなの頑張りで、いい形で明後日(28日)から交流戦に入っていける。いったんまた仕切り直して、交流戦に臨んでいきたいと思います」
報知新聞社