能登被災者へ応援メッセージ400件 一部抜粋し冊子に 12月、石川県内の高校などに贈呈 福島県高校長協会
福島県高校長協会が立ち上げた地震と豪雨災害に見舞われた石川県能登地方の応援プロジェクト「福島から能登 未来へ」に約400件の応援メッセージが21日までに寄せられた。抜粋した166件の声をまとめた冊子を来月初旬、石川県内の高校や特別支援学校、同県教委に届ける。 メッセージは10月18日から11月6日に募集した。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の悲しみ、苦しみを乗り越えてきた県民の体験を踏まえた励ましの声が寄せられた。「未来を信じて」や「焦らないで少しずつ」と被災地の痛みに寄り添う多くのメッセージが届けられた。 同協会の丹野純一会長(福島高校長)は「石川の人たちの心に届く、とても価値があるメッセージが届いた。現地ではともに苦難を乗り越えようと伝えたい」と話した。 寄せられた声は「福島から能登 未来へ」プロジェクト専用サイトで閲覧できる。