【巨人】逆転勝利での4連勝に阿部監督「みんなで勝った勝利だと思います」 …一問一答
◆JERA セ・リーグ 巨人9―4広島(12日・東京ドーム) 巨人が大逆転で今季初の4連勝を飾った。先発の戸郷翔征投手が初回立ち上がりに2失点するなど5回8安打4失点で降板。しかし、打線が6回にオコエ瑠偉外野手の逆転2点適時打などで一気に打者11人の猛攻で7点を奪って試合をひっくり返した。 6回から2番手で登板し無失点でつないだソフトバンクから移籍の泉圭輔投手が移籍後初勝利を挙げた。 【巨人・阿部慎之助監督の試合後コメント】 ―逆転勝利 「もう、みんなで勝った勝利だと思います」 ―5回までは2点を追う展開 「なかなか戸郷がね、本調子じゃなかったので。けどね、5回まではきっちりその後ズルズルいかなかったので。2点ならね、何かあるんじゃないかなと思って。はい」 ―5回に戸郷に代打・岸田を送って、そのままマスクをかぶらせた。その意図は 「もうバッテリーごと変えて、流れが少し変わらないかなというのが僕の中であったので。それで勝てたかどうかは分からないですけど、そういうのもひとつの手だと思って、思い切って変えてみました」 ―泉もよく投げた 「泉もそうですし、後からいったみんなピッチャーがね。戸郷をカバーしたので、本当ピッチャーで、みんなで勝ったゲームだったなと思いますし。それで救われた戸郷も次は頑張ってくれると思いますので」 ―6回の7得点をどう見たか 「いやもうベンチで見ていて素晴らしいなと思いながらね。しっかりつなぐところはつないで、積極的に行くところは行って、そういうメリハリがね。ああいう攻撃になったんじゃないかなと思います」 ―オコエも吉川も追い込まれてからのタイムリー 「もう見ての通りね。何とかしてやろうという気持ちも出ていましたし、それがヒットになってね。本人が一番うれしいんじゃないでしょうかね」 ―新しい力、若い力が加わっての4連勝 「すごく大きなことだと思いますし。野球は何が起こるか分からないので、明日も気を引き締めてやりたいなと思います」 ―6回の門脇の3バント(結果は三塁封殺で送れず)は? 「まあ、絶対送って欲しい場面だったし、もしミスしても、一、二塁で4番がカバーしてくれるはずだと思って、それで出しました」 ―1番の萩尾をどう見ているか 「うん、なんかね色んなピッチャーと対戦したり、こうやって結果が伴ったりしてね。すごく成長したなと思うし、もっともっとね、すごいバッターになれる素質はあると思うので、おごらずに頑張ってもらいたいなと思います」 ―オコエが逆転打の後に進塁打。成長を感じるか 「うん。ああいうのができなくて2軍に行ったというのは、本人が一番承知しているところなので。ああいう点差があっても雑にならないでね、ああいうバッティングをしたというのは、絶対次につながるんじゃないかなと思います」 ―岡本が好調。現状をどう見ているか 「現状の調子? 集中した打席を作ればね、3冠王取れるんじゃないって僕は言っているので。それをどれだけ増やせるかというね。切れずに。切れるって怒るとかじゃなくてね。集中力を切らさずに打席に立てるかという、そこだけの勝負だと思います」
報知新聞社