羽生結弦らが能登復興支援の舞「少しでも元気を届けられたら…」9月にチャリティー演技会
日テレNEWS NNN
フィギュアスケートの羽生結弦さんらプロスケーターが、能登半島地震の復興支援に協力します。 【動画】「羽生結弦 伝えたい思い」能登半島地震から半年 輪島の“今” 9月15日に「能登半島復興支援チャリティー演技会 挑戦 チャレンジ」が石川県で開催されることが発表されました。 石川の笑顔と元気につなげたいという思いに賛同した羽生結弦さん(ソチ・平昌五輪連覇)、宮原知子さん(世界選手権2位)、鈴木明子さん(世界選手権3位)、無良崇人さん(四大陸選手権優勝)らトップスケーターが参加します。また、タイトルの「挑戦 チャレンジ」には、困難を乗り越え、前に進もうというメッセージが込められています。 演技会では、スケーターらの演技に加え、能登の被災地とも映像でつなぐ予定です。 会場での観覧はできませんが、映像配信サービスを通して生配信され、配信の収益は復興支援のため石川県に寄付されます。配信チケットなどの詳細は、後日、テレビ金沢のHPで発表されます。
■羽生結弦さんコメント
──石川県でどんな思いを込めて滑りますか 今まさにつらい思いをしていらっしゃる方々もいるので、少しでも力になるような元気を届けられたらなと思っています。僕自身は、現地で滑ることに意味をすごく感じています。その土地だからこそできる思いだったりとか、演技だったりとかもきっと存在すると思うので、本当にいろんな思いを込めながら滑りたいと思います。 ──共演する仲間のスケーターたちについて 仲間たちとだからこそ出せる希望と、その中で少しでも笑顔だったりとか、一瞬だけでも元気になってもらえるような演技ができればなっていうのは強く思ってます。 ──石川県、そして被災地の方へのメッセージ 未来に目を向けた時に、様々なことが不安だったり、先行きが分からないこともたくさんあると思います。そういった中で、つらい気持ちとか痛みとか、そういったものを少しでも和らげられるような瞬間があったらいいなと思っています。 ──配信で見てくださる方へのメッセージ 皆さんが見てくださることによって皆さんの力が集まるからこそ、復興や被災地の皆さんの力になると僕は思っているので、たくさんの方に見てほしいですし、ぜひ皆さんも力をくださったら嬉しいと思います。