“無限ドリンクバー”も設置 すかいらーく新業態イタリアンレストランの「ワンランク上のサービス」とは?【WBS】
東京・小平市にあったすかいらーくグループのファミリーレストラン「ジョナサン」の跡地に、新業態のイタリアンレストランがオープンします。「ジョナサン」や「ガスト」よりワンランク上のサービスを展開するこの店、どのような特徴があるのでしょうか。 26日にオープンするすかいらーくグループのイタリアンレストラン「イタリアンリゾート ペルティカ」。店内に入ると焚き火を模したインテリアが設置されるなど、リゾートホテルを意識した内装です。 特徴は、店内の装飾だけではありません。看板メニューのパスタを注文すると、出てきたのはバジルだけ。このバジルを客が自らすってパスタソースを作るのです。すったバジルはキッチンに運ばれ、料理が完成。この体験が店の売りの一つです。 さらにファミレスの定番ドリンクバー。48種類のドリンクを用意しましたが、ここにも体験してもらう工夫があります。 「混ぜて新しい味をお客様自身で作って体験する。無限ドリンクバー」(すかいらーくグループ「二ラックス」の崎田晴義社長) すかいらーくグループの業績は今年12月までの1年間の純利益が前の年と比べおよそ2.7倍になる見通しと絶好調です。今、新たな業態を展開する背景には何があるのでしょうか? 「お客様が二極化している。日常使いしたい店と日常と違う体験をしたい店。すかいらーくとしてはどちらかではなくて、両輪で客のニーズに応える必要がある」(崎田社長) セットメニューを中心に展開するこの店では、客単価は2000円ほどを想定。ガストやジョナサンといったグループの他のファミレスよりも高く設定しました。より幅広い客層にアプローチしたい考えです。 「時代の変化は常に発生するので、その変化・ニーズによって新しい業態をさらにつくったり、店舗の転換を行っていったりする必要がある」(崎田社長) ※ワールドビジネスサテライト