国内シニアツアーコスモヘルスカップ初日は増田伸洋、宮本勝昌が好スタート! 「2日間競技ですので、初日からいかないとダメだと考えていました」(増田)
国内シニアツアー「コスモヘルスカップ」が埼玉県の鳩山CC(6904ヤード・パー72)で開催。2日間の短期決戦となる同大会で、初日10アンダーで首位に立ったのは、今年の日本プロシニアを制した増田伸洋。前半9ホールは1イーグル、5バーディ、後半9ホールが3バーディ、さらにノーボギーというハイスコアでホールアウト。単独首位を決めた増田に話を聞いた。 「朝から3連続バーディが出て、ショットもそれほど悪くなかったですし、パターもいいのが入ってくれました。前半を20台で回って、後半は最初が取れなかったんですけど、2つ、3つ伸ばせればいいなと思っていて、そこで3つ伸ばせたのはよかったです。スコアが出たのは、パターがよかったからですね。2日間競技ですので、初日からいかないとダメだと考えていました。そういう意味では、いいスタートが切れたと思っています。 毎回、ピンを狙うという感じではなく、セーフティに攻めるホールもありましたし、セーフティに狙ってそこから決められたパットもありました。今回キャディをお願いした坂本雄介プロ(男子ツアー賞金ランク36位)とも上手くかみ合いました。最初の練習ラウンドでは番手選びが合わず、大変でしたけど(彼と2番手くらい違うので)……。明日は雨予報ですが、雨が好きな人は、あまりいないと思うので、条件は同じですね。明日の朝、コースに来て作戦を考えます」
増田の10アンダーを1打差で追うのが、単独2位に入った宮本勝昌。こちらも10バーディ、1ボギーのハイスコアをマーク。宮本に話を聞いた。 「本人的には苦しいんです。とくに前半は苦しかったです。イメージとか、やりたいことがズレてしまって、微調整をしながら上手くハマるときもあるんですけど、またズレてしまう感じです。ただ、ゴルフはよかったです。パターがよく決まってくれました。パターって上手くいったり、いかなかったりするものですが、グリーンを初見(パッと見た感じ)で上手く読めるときは、意外に入ってくれるんです。 もちろん狙ったところに打ち出すという技術が大事なんですけど、グリーンを見たとき、これくらいフック、これくらいスライスという感じで、読みが合っているときは、入る確率も高くなるのかなって思いました。今回のグリーンは、なんかハマっている感じです。 鳩山CCは6年ぶりで前回はISPSハンダマッチプレー選手権でしたが、予選落ちでしたね。あまりいいイメージはないかも。今週のコースは芝が元気というか、ふわふわしているんです。だからボールは転がらないし、距離も長く感じましたね。(1位は増田選手ですが)個人的には日本プロシニアでちょっとでも追い上げたかったけど、最終日はぜんぜんダメで、どんなに頑張っても追いつける気配がなかったので、今回はもっと接戦になるようなプレーをしたいですね。ついて行きますよ」
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