自民党・田畑裕明議員、「党費」に企業献金を充てていたとされる問題「私は関与していない」と否定 一部メディアで音声データ公開
自民党の田畑裕明衆議院議員が18日、本人に無断で登録した自民党員の「党費」に企業献金を充てていたとされる問題で会見を行った。一部報道で、支援者と交わしたとされる電話の音声データが公開され、田畑議員自身の関与について隠蔽工作を図ろうとする会話が記録されているという。会見で田畑議員は「一部私が関与していた報道があるが、私は関与していない」と否定した。 【映像】音声データについて説明する田畑裕明議員 関与の否定について、音声データは自身の声が録音されたものであると認めたものの、「電話の会話について、一部報道がなされていることは承知しているが、全ての会話内容について、今記憶しているものではない。私の会話の発言の意図について、10月初旬の対話、会話だと報道から承知しているが、事務所内の調査の当初の段階で、私が憶測による見立てを話した。そのような認識をしていただきたい」とした。 また、会社の従業員名簿をもとに、本人に無断で党員登録を行ったことは事実かという問いには、「諸々調査についてまだ途上なので、きちっと調べてご回答させていただきたい」というに留まった。企業献金を党費に充てていたような発言も音声データにあったという質問にも、「しっかり調査をしてご回答させていただきたい。調査の当初の段階であり、私が誤った認識をそのまま話してしまったのではないかと推察する。お金の件で、大変重要なこと。客観的な事実をしっかり確認をしてから回答したい」と述べた。 (ABEMA NEWS)
ABEMA TIMES編集部