FC2創業者、帰国したのは「病気の母親に会うため」…「逮捕されるかもしれないとわかっていた」
わいせつ動画をインターネット上で閲覧できる状態にしたとして国際手配され、韓国から関西空港に帰国した7日に京都府警に逮捕された動画投稿サイト「FC2」創業者の高橋理洋容疑者(51)が、「母親に会うため帰国した」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。府警が詳しい事情を聞いている。 【図】一目でわかる…日本版DBS制度の流れ
高橋容疑者は同サイト関連会社元社長の弟らと共謀し、わいせつな動画をFC2で閲覧できるようにしたとしてわいせつ電磁的記録記録媒体陳列容疑で逮捕された。
捜査関係者によると、高橋容疑者は国内に住む病気の母親に会うため帰国したと説明。「逮捕されるかもしれないことはわかっていた」とも供述したという。
FC2の運営会社は米国にあるが、府警は高橋容疑者が弟らと共に事実上、国内でサイトを運営していたとみて2015年に逮捕状を取得し、国際手配していた。高橋容疑者は「日本の法律に違反しないと思っていた」と容疑を否認しているという。