『大谷翔平を疑う人間は命懸け』 3度目満票MVP、米メディアあんぐり 「懐疑的な人々がおバカさんに見えると証明した」
大リーグは21日(日本時間22日)、2024年のMVP(最優秀選手賞)を発表。ナ・リーグはドジャースの大谷翔平選手(30)が2年連続3度目の満票受賞を果たした。2度以上の満票受賞者は他にいない。ア・リーグはメジャートップの58本塁打をマークしたヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)が2年ぶり2度目の受賞で、こちらも満票だった。 ◆大谷翔平&真美子さん、あっ!デコピンにげた【写真】 米放送局CBSスポーツは「大谷翔平、3度目のMVP。『Jaw―dropping(あごが落ちるくらいあんぐり)』な2024年で、経歴に穴がなくなる」の見出しで、批判的な声を完全に封じたと評した。 「大谷がもう一つ勲章を加えた。2024年ナ・リーグのMVPだ。だが、大谷の2024年はこのMVP受賞をはるかに上回っていた。歴史に名を刻み続け、史上最高の野球選手だと証明しようとし続けている。だが何よりも、今年の大谷は『否定派』を完全に黙らせた」 昨季までのメジャー6年間はエンゼルスに在籍し、その間は一度もポストシーズン進出はおろか、シーズン勝ち越しさえなかった。 「大谷翔平ほどの選手になれば、批判されるのは避けられない。こと彼に関しては、口さがない連中が標的にするのは簡単だった。『優勝争いしないチームのお飾りだ』『チームを一度もプレーオフに導いたことがないから、意味がないスタッツ』『優勝プレッシャーがゼロのエンゼルスだから楽勝で成績を挙げられる』『大事なときに活躍しているのを一度も見たことがない』など。もちろん、これらの全てはナンセンスだ。今季の大谷はそれをしっかりと示した。トミー・ジョン手術のリハビリをしながら、最高のオールラウンド打者としてのパフォーマンスを見せた」 最後に「いまだに、ねちっこい『否定派』は存在するのだろうか? いるはずがない」「2024年の大谷は、しつこい懐疑的な人々が『おバカさん』に見えると証明した。彼の能力を疑う人間は、命懸けでやれ」と締めた。(写真はAP)
中日スポーツ