大ブレイクの河合優実「見てもらっていることを自覚しないと」 主演映画で過酷な人生送る主人公を熱演
女優の河合優実(23)が28日、都内で主演映画「あんのこと」(入江悠監督、公開中)の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。 【写真】「ふてほど」阿部サダヲ&河合優実&矢作兼の集合ショット 母親の暴力や売春強要に悩まされ、覚醒剤使用容疑で取り調べを受けながら、必死に更生しようと奮闘する女性の物語。過酷な人生を送る主人公・杏を熱演した河合は「今までの役と明らかに違うのは『あんのこと』の後にやる役は、杏が見ているから頑張ろう、モデルになった方たちに恥じないように頑張ろう、そういう気持ちになって、心の支えになってくれている」と強い思い入れを明かした。 以前から演技力に定評があったが、今年1月期のTBSドラマ「不適切にもほどがある!」で一般の知名度が急上昇。入江監督から「河合さん、今年すごいことになっているけど?」と大ブレイクの実感を尋ねられると「最近、実感しなきゃいけないなと思うようになったんです。たくさんの方に見てもらっていることを自覚しないと、迷子になってしまいそう。どう捉えるのが、正解なのか…」と困惑気味に語った。 「あんのこと」は7日に全国58館で封切られ(現在は62館)、この規模では異例のヒットとなる興収1億円を突破した。
報知新聞社